個人間取引はやばい!

皆様、こんにちは北九州(若松区、八幡西区)を中心に不動産業を営んでいます

(株)リブホームの坂田と申します。

この記事は私が経験したお話をエピソードなどを交えて

書いていきますので、お気軽に読んでください。

今日は、あるマンション売買の話です。

約1年ほど前以前勤めていた会社の知り合いから電話があり、

『坂田さん、私の知人が大変です、とんでもない値段で売ろうとして、

しかも買いたいという人が二日後に物件を見に来るそうです。

私が考えてもおかしい値段ですがどう思います。』

と一報が入りました。

 

私はそこで、物件の詳細や成り行きの事など

詳しく知りたいと思い質問をしました。

そのマンションの所在、売価格、経緯など分かる範囲で聞きました。

すると、

★そのマンションの売価格が相場の約1/6

★売主個人で見つけて個人間の取引

★固定資産税やマンションの管理費の支払いがもったいない

(この物件の所有者女性はすでに他の場所に居住中)等の理由で

とにかく早く処分したいとの事です。

 

話はわかりました、でもこれは大変なことです。

というのは、やはり不動産の売買は後々の問題が生じますので

やはり十分な物件の情報をお互いにやり取りし

取引をしなければなりません。

ここに不動産業者(宅建主任者)の立ち位置があるわけです。

 

個人間では、相手が素人と思いとんでもないことをやらかす人間が多数います。

今回も所有者の人のいいところにつけこんで、

素人を馬鹿にしたような価格を提示し、

転売を試みた人(ブローカー?)に引っかかった気がします。

 

そこで、早速所有者と話をし、当日現場で合うことになりました。

で、その所有者に、その買いたい人(ブローカー)にこれだけは言ってくださいと。

『すみません、不動産業者に仲介は頼みました、

今、物件に居ますからその方と話をしてください』

私は現場のマンションの一室から見ていました、

下の方でそれらしき人と所有者が話をされていました。

それから暫くして所有者が一人で見えられ『あの人は帰りました。』

やはりブローカー?でしたね、そそくさと帰ったようです。

 

それから以後は弊社で査定書を作成し、

専任媒介契約を結び販売に取り掛かりました。

売り出し価格は、売主の早く売りたい要望を鑑み

相場より少し安めの設定をし、約2か月ほどで成約しました。

ブローカーか知りませんがその人が買いたいといった価格の5倍ほどで売れました。

結果、売主様は本当に喜ばれて、

今住んでいる自宅の修理まで弊社に依頼をされました。

 

皆様、いかがでしたか、この話は実際にあった話です。

不動産売買は個人では絶対にしない方が良いと思います。

いろんな人が囁いてきます。

食い物にされなように信頼のおける専門の方に相談するのが、

やはり、一番

ということで、今日の話は終わります。