ある事例(不動産売却時に起こった事)

こんにちは、リブホームの坂田です。

すっかり秋も深まり紅葉も散り始めましたね。

ただ、今年は気温が高めで推移して過ごしやすい秋です。でも寒い冬が来るのは間違いないと思います。

というのはなんでもプラスマイナスゼロというのが私の持論です。暑ければいずれ寒い時が来る。

スポーツでも言うでしょうピンチの後にチャンス。

塞翁が馬と言う話もあります。

それが人生だと思いますので一つ一つの出来事に一喜一憂することなく自分が決めた事には粛々と行動したいと思っています。

なぜか話が固くなってきましたね。

さて今日の話ですが、不動産売却時に実際あった話です。

ネットから不動産を売却したいので、査定をお願いしたいとの問い合わせです。

お話をお伺いしますと、お父様の体が不自由になったので現在はお父様を自分の家に引き取り施設に通わせているとの事です。

もう戻ることはないので実家を売却したいとの相談です。よく聞きますと、今は他の不動産会社に依頼をしているが中々売れないので地元に強い弊社に売却をお願いしたとの要望です。

1社依頼をしていますので一般媒介でお願いしますとのことです。

私は仲介は一般媒介でも専任媒介でも構わない方ですので了承しました。

現地を拝見しましたところ、物件も閑静な住宅街ですし、きれいに手入れをしている一戸建ですのですぐに売れると判断しました。

早速媒介の手続きの話や流れなどを説明しているときに、親御さんがかなり高齢であり、まだ認知症は出ていないが、最近は物忘れが多いとのことでした。

登記謄本を確認したところ所有者はまだお父様になっていました。

そこで、ご子息の方になるべく早く所有権をお父様からご子息変更された方がいいでしょうと提案しました。

というのはよくある話ですが、途中に認知症になって後見人の話などになって売買がとん挫したことがあります。

お年を召した親御さんがいて不動産などを売買したいとお考えの方はここが一番注意を払う点です。

で、司法書士にお願いをして所有権の移転の手続きをしていただきました。

後で司法書士さんから手続きの完了の話もいただきました。

私も販売のために「ふれんず」や自社のホームページに掲載を始めました。

その矢先、売主様からお父様が急に亡くなられたと連絡がありました。

あまりの出来事にびっくりしましたが、売主様が喜んでくだっさたのは事前に所有権の移転ができていたことです。

おかげさまでこの物件はすぐに買い手が付き売主様も大変喜んでいました。

★まとめ

人間は「おぎゃー」と生まれた時から死に向かっているということです。

いつ何時、何があるかわかりませんが、年を重ねたとき子孫に迷惑をかけないためにも、住まいや財産の終活は考えておきたいですね。

 

以上、古希になったばかりの私の独り言でした。