隣家との境界トラブル事例

皆様こんにちは、㈱リブホームの坂田です。

今日は、戸建て購入時の隣家との境界トラブル事例です。

トラブル事例①

中古住宅を購入したらお隣から屋根を切れと言われた。

中古住宅を購入したら早速お隣さんがやってきて屋根がはみ出しているからはみ出した屋根を切ってくれと言われた。そんなこと言われても隣家との境界杭は見当たりません。いったいどうしたらいいでしょう?

【 原因 】

契約書に境界明示条項がなかったのが原因です。特に古い家が建っていた土地同士の場合など、境界の確定には手間と費用が掛かることから、業者が手を抜いたということも考えられます。

【 対策 】

購入前の下見の時点で、境界石や杭を必ず確認しましょう。契約書に境界明示条項がないとトラブルの元となりますので必ず確認確認しましょう。

 

トラブル事例②(最近の私自身の事例です)

隣家の樹が越境している枝を切ってほしいが

お隣さんが切ってくれないのでどうかしてくれないかと相談がありました。

先に案内の時に、この木は果実が実るので切らないでほしいとお隣さんから言われていました。その時は冬の時でしたので、買主様も気にならず了承をしました。しかし実がなる前は結構茂ってうっとうしくなり、切ってほしいと思うようになり相談に来ました。まずはお隣さんに事情を説明しきってもらえないか相談してくださいと言いました。原則は越境している木は切らな開ければなりません。今回は事前にOKを出しているので相談という形から入るのがいいと思い、助言をしました。結果果実を分けてもらうことと、少しはみ出した枝は伐採することでお互い納得されたようです。

【 対策 】

今回は事前に、境界明示の時の立会時に相談されていたことですので、お互い納得の上で解決しましたが、やはり境界の立会は必ずしておいたほうがいいと思います。どうしても境界明示が難しいい場合は、費用がかかりますが専門の調査士さんにお願いし、確定をすることをお奨めします。